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ハマナカのアメリーとは?アメリーエフ・エルとの違いと色見本の見方

ハマナカのアメリーとは?アメリーエフ・エルとの違いと色見本の見方

編み図の指定糸に「アメリー」とあっても、アメリーエフやアメリー エルとの違いや、色の選び方で迷うことがありますよね。

ハマナカのアメリーには、太さの違う糸や、ラメ入りの糸もあります。

本記事では、アメリーの特徴と派生の糸との違い、色の選び方、編む前の確認、買い足しと洗濯の注意をまとめました。

読み終えるころには、作品に合うアメリーと色を選んで、安心して編み始められます。

ハマナカのアメリーはメリノウールとアクリルを混ぜた並太の糸

ハマナカのアメリーはメリノウールとアクリルを混ぜた並太の糸

アメリーは、ハマナカ手あみ糸のブランドから出ている並太の毛糸です。

並太は毛糸の太さの呼び名の1つで、太さの並びでは合太と極太のあいだに入ります。

ただし、どの太さを並太と呼ぶかの基準は、メーカーごとにまちまちです。

名前は知っていても、どんな糸なのかはわからないまま、という人もいますよね。

アメリーの特徴は、次の4つにまとめられます。

  • ウール70%とアクリル30%を混ぜている
  • 原料の段階で染めてから紡いでいる
  • ふくらみがあり見た目より軽く仕上がる
  • 棒針でもかぎ針でも編みやすい並太

4つを知っておくと、指定糸がアメリーの編み図を手にしたときに、糸の性格をつかんでから編み始められます。

1つずつ見ていきましょう。

特徴1.ウール70%とアクリル30%を混ぜている

アメリーは、ウール70%とアクリル30%を混ぜて作られた糸です。

ウールは、ニュージーランドのメリノウールを使っています。

混ぜているアクリルは、ふくらみを出す性質の高いアクリルです。

アメリーは、弾力性と保温性を備えた手あみ糸として作られています。

特徴2.原料の段階で染めてから紡いでいる

アメリーは、トップ染めで作られています。

トップ染めとは、原料の段階で染めてから紡ぐ染め方のことです。

アメリーは、染めたあとに紡績とバルキー加工(スチームをあててふくらませる加工)を施しているため、繊維が均一に並んだボリューム感のある糸に仕上がっています。

特徴3.ふくらみがあり見た目より軽く仕上がる

アメリーはふくらみのある糸で、編み上がった作品は見た目よりも軽くなります。

アメリーのウールは、クリンプ(ウールの繊維にある波状の縮れ)が大きいニュージーランドメリノです。

縮れの大きい原毛を使うことで、アメリーの糸は軽く仕上がります。

重い作品になるのが気になる人は、アメリーの軽さも糸を選ぶときの材料にしてみてください。

特徴4.棒針でもかぎ針でも編みやすい並太

アメリーは、棒針とかぎ針のどちらで編んでも糸が割れにくく、編みやすく仕立てた並太です。

汎用性のある並太として作られています。

使う針の号数と標準ゲージは、次の見出しの表にまとめました。

棒針とかぎ針のどちらで編むかを決めたら、表で号数を確かめてみてください。

アメリーとアメリーエフ・アメリー エルの違いは太さと金ラメ

アメリーとアメリーエフ・アメリー エルの違いは太さと金ラメ

アメリーエフ《合太》とアメリー エル《極太》はアメリーと太さが違い、アメリーエフ《ラメ》は金ラメ入りの糸です。

編み図の指定糸にアメリーエフと書かれていて、アメリーと同じ糸なのか迷った人もいますよね。

名前にアメリーが付く糸は、ハマナカ公式の一覧でいずれも「秋冬 手あみ糸」の区分に入っています。

標準ゲージは表の針で編んだときに10cm四方へ入る目数と段数の目安で、かぎ針は長編みで数えた値です。

糸 太さ 品質表示 1玉の重さと長さ 棒針(ハマナカの表記)と標準ゲージ かぎ針(ハマナカの表記)と標準ゲージ(長編み)
アメリー 並太 ウール70%、アクリル30% ※ウールは、ニュージーランドメリノウール 40g玉巻き(約110m) 6〜7号 19〜20目・27〜28段 5/0〜6/0号 20〜21目・9〜9.5段
アメリー エル《極太》 極太 ウール70%(ニュージーランドメリノ使用)、アクリル30% 40g玉巻き(約50m) 13〜15号 12〜13目・16〜17段 10/0号 12目・6段
アメリーエフ《合太》 合太 ウール(ニュージーランドメリノ)70%、アクリル30% 30g玉巻き(約130m) 4〜5号 23〜24目・33〜34段 4/0号 25目・11.5段
アメリーエフ《ラメ》 合太(ラメ入り) ウール70%、アクリル30%(スリット糸使用) 30g玉巻き(約127m) 4〜5号 23〜24目・33〜34段 4/0号 25目・11.5段

アメリー エル《極太》は、アメリーの極太タイプです。

アメリーと同じく、見た目以上に軽い作品に仕上がります。

アメリーエフ《合太》は、アメリーより細い合太の糸です。

適度に目が詰まるため、かぎ針の編み地や編み込み模様がきれいに仕上がります。

アメリーエフ《ラメ》は、アメリーエフ《合太》のラメ入りタイプです。

ラメには、肌へのあたりがほとんどない金ラメが使われています。

号数と標準ゲージは、表のとおりアメリーエフ《合太》と同じです。

指定糸を買うときは、名前の《》の中まで編み図と同じかを確かめてみてください。

ハマナカのアメリーの色見本の見方と色の選び方

ハマナカのアメリーの色見本の見方と色の選び方

アメリーの色は、ハマナカ公式の色見本と、編み図に書かれた色番号を手がかりに選びます。

作品と同じ色で編みたいのに、どの色を選べばよいか迷うこともありますよね。

色を選ぶときに押さえたいのは、次の3つです。

  • 色見本は公式の商品ページで見る
  • 編み図の指定色は色番号で探す
  • 配色は風工房が監修した色から組み合わせる

3つを知っておくと、指定の色を番号で確かめて、迷わずに選べます。

順番に見ていきましょう。

ポイント1.色見本は公式の商品ページで見る

アメリーの色見本は、ハマナカ公式のアメリーの商品ページに画像で載っています。

色を確かめるときは、スペック表ではなく色見本の画像を見てみてください。

アメリーエフやアメリー エルの色見本も、各糸の商品ページで見られます。

色数は糸によって違うため、編みたい糸の色見本を開いて確かめるのが確実です。

ポイント2.編み図の指定色は色番号で探す

編み図で指定された色は、色番号を手がかりに色見本から探すのが近道です。

ハマナカ公式の商品ページでも、作品ごとに使う色の番号が添えられています。

一例として、「大きな配色モチーフのベスト」ならNo.21とNo.52です。

指定の番号がわかったら、色見本で同じ番号の色を確かめて選んでみてください。

ポイント3.配色は風工房が監修した色から組み合わせる

アメリーの色は、ニットデザイナーの風工房が監修しています。

深みのある色合いで、編み込みや配色が楽しめる色展開です。

2色以上を組み合わせる作品を編むときは、色見本を並べて見ながら組み合わせを考えてみてください。

アメリー指定の編み図で編む前に確かめる2つのこと

アメリー指定の編み図で編む前に確かめる2つのこと

アメリーやアメリーエフが指定された編み図で編むときは、針の号数だけでなく、編み図の指定ゲージを基準に確かめます。

号数を合わせて編んだのに、本の写真より編み目がゆるく見えて戸惑うことは珍しくありません。

確かめたいのは、次の2つです。

  • アメリーエフは号数でなく指定ゲージで確かめる
  • 代わりの糸は太さをそろえて長さで量を決める

2つを押さえておけば、編み上がってから大きさが違ったという失敗を減らせます。

2つを順に確かめていきましょう。

確認1.アメリーエフは号数でなく指定ゲージで確かめる

アメリーエフを使う編み図では、針の号数を合わせる前に、指定ゲージに合うかを確かめます。

かぎ針の号数だけを見てアメリーエフ《合太》を選び、編み図のゲージと合わずに困るケースは少なくありません。

同じ糸と同じ針でも、編む人の手加減で目の大きさは違ってくるものです。

まずは編み図の指定糸の名前と、指定ゲージの目数と段数を確かめてみてください。

試し編みは、実際に使う糸と針で15cm四方以上を目安に編み、中央の10cm四方で目数を数えます。

指定の目数より多く入っていれば太い針、少なければ細い針に持ち替えて、もう一度試し編みをしてみてください。

確認2.代わりの糸は太さをそろえて長さで量を決める

アメリーの代わりの糸を探すなら、太さがアメリーに近いものが候補になります。

代用糸とは、編み図で指定されている糸(指定糸)の代わりに使う糸のことです。

候補の糸が決まったら、前の見出しで紹介した試し編みで、指定ゲージどおりに編めるかを見てみてください。

要る量を出すときは、重さではなく長さで換算するのが基本です。

指定糸の1玉の長さと玉数から全体の長さを出し、代用糸の1玉の長さで割ると、要る玉数の目安がわかります。

アメリーの買い足しと洗濯で気をつけたい3つのこと

アメリーの買い足しと洗濯で気をつけたい3つのこと

アメリーを使うときは、買い足すときのロットと、洗う前のラベル、洗うときの縮みの3つに気をつけます。

買い足した糸の色が合うか、洗ったら縮まないかが気になることもありますよね。

気をつけたい3つのことは、次のとおりです。

  • 同じ色は同じロットで少し多めにそろえる
  • 洗う前にラベルの洗濯表示を確かめる
  • 洗うときは縮みの原因になる4つの条件を避ける

3つを知っておけば、色がそろわない失敗や、洗ったあとに縮む失敗を防ぎやすくなりますよ。

1つずつ見ていきます。

注意1.同じ色は同じロットで少し多めにそろえる

同じ色番号の糸でも、ロットが違うと色合いが少し違って見えることがあります。

ロットとは、染めたときの釜を示す番号のことです。

糸玉の状態では気づきにくくても、編み地にすると色の差が目立つ場合があります。

なお、ロットの違いは不良品ではありません。

色がそろわない心配を減らすには、最初に必要な分より少し多めに、同じロットで買っておくのがおすすめです。

ロットがそろわなかったときは、襟・袖口・裾のように編み地を変える部分に使うと、違いが目立ちにくくなります。

注意2.洗う前にラベルの洗濯表示を確かめる

洗い方は、糸のラベルに洗濯表示があれば、記号で確かめるのが基本です。

洗濯表示の記号のうち、おけに手を入れた記号は液温40℃以下での手洗い、四角の中に横線が1本入った記号は平干しを表します。

ラベルを取っておけば、洗うときにも、同じ色を買い足すときにも見返せて安心です。

注意3.洗うときは縮みの原因になる4つの条件を避ける

ウールが縮む原因は、水・熱・摩擦・アルカリの4つの条件で進むフェルト化です。

フェルト化は、ウールの繊維が互いに絡み合って密度が上がり、元に戻らなくなる状態を指します。

縮みを避けるポイントは、水温を上げすぎないこと、中性洗剤を使うこと、こすらず押し洗いすることです。

ハマナカの手編み作品の洗い方は、次の手順で進めます。

  • 水は30℃以下を5L用意し、中性洗剤をキャップ1杯溶かす
  • 30〜40回押し洗いする
  • 30℃の水で2回すすぐ
  • 脱水は1分程度にする
  • 平らなすのこなどに広げて形を整え、室内で干すか、屋外なら陰干しにする

脱水の時間は出どころによって目安に幅があるので、編み地がゆるい作品ほど短めにしてみてください。

下北沢のKnit Shelfはハマナカの毛糸も取り扱っています!

下北沢のKnit Shelfは、ハマナカを含むメーカーの毛糸を扱う毛糸店です。

取り扱う銘柄には、DARUMA、ハマナカ、内藤商事、sawada itto、taiyo-keito、itobatake、KnitWit、丸安毛糸の60(ろくまる)があります。

配色で何色も使う作品だと、どの糸を組み合わせるかで迷いやすいものです。

店員には、糸選びのほか、作品に何玉要るかも相談できるので、気軽に声をかけてみてください。

毛糸は1玉から買えます。

年会費500円の会員制度もあり、入会した日から1年間は購入時に7%OFFです。

毛糸を買う予定がない日も、編みかけの作品を持ってきて、店内の編み物スペースで続きを編めます。

当店で選んだ毛糸を編む場としても利用できるスペースです。

利用に予約は要りません。

項目 内容
住所 〒155-0033 東京都世田谷区代田6-6-1 TOKYU REIT下北沢スクエア3階
アクセス 井の頭線 下北沢駅西口北側から徒歩2分
営業時間 11:00〜17:00
定休日 不定休
Instagram @knitshelf

休みの曜日は月によって変わるため、お出かけの前にInstagramで、店が開いている日を見てみてください。

まとめ

ハマナカのアメリーは、ふくらみがあり軽く仕上がる、ウールとアクリルの並太です。

太さの違うアメリーエフ《合太》とアメリー エル《極太》、金ラメ入りのアメリーエフ《ラメ》もあります。

色選びの手がかりは、公式の色見本と編み図の色番号です。

編む前は指定ゲージ、買い足しはロット、洗うときはラベルと縮む条件を見ます。

下北沢のKnit Shelfは、ハマナカを含む毛糸を扱い、店内で編みかけの作品を編める店です。

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