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編み物初心者は何から始める?最初の1作品を仕上げるまでの始め方と続けるコツを紹介

白いテーブルの上の毛糸玉の入ったかごと編み地の写真に「編み物初心者は何から始める?最初の1作品を仕上げるまでの始め方と続けるコツを紹介」の文字

編み物を始めたいと思っても、かぎ針と棒針のどちらにするか、何を買って何から編めばよいかで迷ってしまいますよね。

始める針は作りたいもので決め、最初の1作品は平らに編めてつなぐ工程のないものから選ぶのがおすすめです。

この記事では、針の選び方、最初にそろえる道具と毛糸、作品を選ぶ2つの段階、つまずいたときのコツを順にまとめました。

読み終えるころには、始める針と最初に編む作品が決まり、売場でそろえる物もわかります。

編み物の初心者はかぎ針編みと棒針編みのどちらから始める?

作りたいもので針を選ぶ早見表。衣類は編み地が薄く棒針編み、小物は編み地が厚くかぎ針編み。決まっていなければかぎ針編みから

まずは、かぎ針と棒針のどちらの編み方で始めるかを決めます。

かぎ針編みは、先がかぎ状に曲がった針を1本だけ使う編み方です。

棒針編みでは、往復に編むときは2本の棒針を使い、片方の針にかかった目をもう片方の針へ移しながら編み進めます。

SNSにはかぎ針の作品も棒針の作品も並んでいて、どちらにしようか、そもそも自分に編めるのかと不安になる人もいますよね。

どちらで始めるかは、作りたいものがもう決まっているかで選び分けます。

決め方は次の2つです。

  • 作りたいものが決まっているなら向く編み方で選ぶ
  • 決まっていなければかぎ針編みから始める

自分がどちらに当てはまるかがわかれば、そろえる針も1つに決まります。

1つずつ見ていきましょう。

選び方1.作りたいものが決まっているなら向く編み方で選ぶ

作りたいものが先に決まっているときは、その作品に向く編み方で始めましょう。

かぎ針編みと棒針編みでは、向いている作品が違います。

編み方 向いている作品 編み地
棒針編み セーター・帽子・靴下などの衣類 薄く、よく伸び縮みする
かぎ針編み バッグ・あみぐるみ・コースターなどの小物 厚く、伸び縮みは少なめ

マフラーには、棒針で編む作り方も、かぎ針で編む作り方もあります。

まずは編んでみたいものを1つ思い浮かべて、表のどちらの行に入るかを見てみてください。

選び方2.決まっていなければかぎ針編みから始める

作りたいものがまだ決まっていないなら、かぎ針編みから始めるのをおすすめします。

勧める理由の1つは、かぎ針編みで使う針が1本だけであることです。

編んだ目をほどいてやり直しやすい点も、かぎ針編みの良さといえます。

とはいえ、難しさは編み方だけで一律に決まるものではありません。

最初の作品があみぐるみだと、かぎ針編みを難しく感じることもあります。

作りたいものが見つかるまでは、かぎ針編みで手を動かしてみてください。

編み物を始めるときに最初にそろえる道具と毛糸

最初にそろえる道具と毛糸。針・毛糸・とじ針・はさみの4つ、針は毛糸のラベルの号数に合わせる、号数が大きいほど針は太い、明るい色のまっすぐな糸を選ぶ、モール糸は編み目が見えにくい

始める編み方が決まったら、次は最初にそろえる道具と毛糸を解説します。

売場にずらりと並ぶ針と毛糸を見て、何を買おうか決めかねてしまいますよね。

そろえるのは針・毛糸・とじ針・はさみの4つで、毛糸は編み目の見やすさで選びます。

確かめておきたいことは、以下のとおりです。

  • 針と毛糸にとじ針とはさみを加えてそろえる
  • 号数を見て毛糸の太さに合う針を選ぶ
  • はじめの1玉は編み目が見やすいまっすぐな糸にする

3つを知っておくと、売場で針と毛糸を組み合わせて選べるようになります。

順に確かめていきましょう。

準備1.針と毛糸にとじ針とはさみを加えてそろえる

かぎ針か棒針のどちらかと毛糸に、とじ針とはさみがそろえば、最初の1枚に取りかかれます。

始める編み方 針 ほかにそろえる物
かぎ針編み かぎ針1本 毛糸・とじ針・はさみ
棒針編み 玉付き2本針 毛糸・とじ針・はさみ

玉付き2本針は、端に玉が付いた2本1組の棒針です。

端の玉は、針にかけた目が抜け落ちるのを防ぎます。

往復編み(1段ごとに向きを変えて行き来する編み方)なら、この2本があれば十分です。

とじ針は、糸端を編み地にくぐらせる糸始末と、編み地どうしをとじ合わせる作業に使います。

はさみは、編み終わりや糸始末のときに糸を切るために用意しておきましょう。

準備2.号数を見て毛糸の太さに合う針を選ぶ

針の太さは号数で表され、毛糸のラベルに書かれた号数に合わせて選ぶのが基本です。

棒針もかぎ針も、号数の数字が大きくなるほど針は太くなります。

一例として、棒針の5号は太さが3.6mmです。

かぎ針の太さは、同じ3/0号でも約2.2〜2.3mmの幅があり、メーカーごとに違います。

細い糸に使うレース針だけは向きが逆で、数字が大きいものほど細い針です。

毛糸を1玉決めたら、ラベルにある号数の欄を見て、同じ号数の針を選んでみてください。

準備3.はじめの1玉は編み目が見やすいまっすぐな糸にする

はじめの1玉は、編み目の見えやすさを基準に選んでみてください。

黒や紺の糸を選ぶと、色が濃いぶん編み目が見えにくくなります。

編み目が見えやすいのは、明るい色や薄い色の糸です。

形は、太さとよりの強さが一定のストレートヤーンで、並太くらいの太さのものをおすすめします。

段染め糸も、編み目が見やすいのでおすすめの糸の1つです。

一方で、ビロードのように毛羽を立てた飾り糸のモール糸に、手ざわりや見た目でひかれる人もいますよね。

モール糸は編み目が見えにくいので、はじめの1玉にはまっすぐな糸を選んでみてください。

モール糸で編むときは、光に透かして編み目を探すのをおすすめします。

売場では糸を実際に手に取り、1目ずつの形が見分けられそうかを確かめてみてください。

簡単な作品から順に選ぶ編み物の2つの段階

作品を選ぶ2つの段階。1は平らでつなぐ工程のない練習の1枚・コースター・ガーター編みのマフラー、2は輪に編む・つなぐ作品の帽子・靴下・巾着・あみぐるみなど

次は、最初に編む作品を選ぶときの2つの段階を紹介します。

SNSで見かけたかわいい小物を、すぐにでも編んでみたくなりますよね。

ここでの「簡単」は、所要時間ではなく、平らに編めるかや、つなぐ工程があるかといった作り方の形のことです。

段階は、平らに編むか輪に編むかと、つなぐ工程があるかどうかで分けます。

紹介するのは次の2つの段階です。

  • 平らで編み目の種類が少なくつなぐ工程のない作品から編む
  • 輪に編む作品やつなぎ合わせる作品に進む

作品の作り方を見て、どちらの段階に入るかがわかれば、最初の1作品を選びやすくなります。

1つずつ見ていきましょう。

段階1.平らで編み目の種類が少なくつなぐ工程のない作品から編む

はじめに編む作品は、つなぐ工程がなく、平らに編めて、出てくる編み目の種類も少ないものを選んでみてください。

つなぐ工程には、編み地の段と段をつなぐとじや、目と目をつなぐはぎ、パーツのとじ付けがあります。

練習で編む1枚の編み地も、この段階の作品の1つです。

始める編み方 作品の例 使う技法
かぎ針編み 練習の1枚・四角いコースター くさり編み・細編み
棒針編み 練習の1枚 作り目・表目・裏目・伏せ止め
棒針編み ガーター編みのマフラー 作り目・表目・伏せ止め

くさり編みは、編み始めの土台になる作り目にも使う、かぎ針の基本の編み方です。

細編みも、かぎ針編みの基本の目に数えられます。

棒針編みのほうは、表目と裏目という2種類の目が基本です。

棒針の練習の1枚では、編むための糸と針のほかに道具を使わない、指でかける作り目から編み始めます。

編み終わりの目を止める伏せ止めは、最後の段で行う作業です。

ガーター編みの場合、往復に編むときはどの段も表目で編み進めます。

どの作品も、最後に糸始末をして仕上げましょう。

コースターの大きさは、手持ちのコースターに作り目を当てて決められます。

段階2.輪に編む作品やつなぎ合わせる作品に進む

最初の作品を仕上げたら、輪に編む作品や、編んだ部分をつなぎ合わせる作品に進みます。

輪編みとは、ぐるぐると同じ方向に、筒や円の形に編んでいく編み方です。

表に並べたのは作り方の一例で、ほかの作り方で編むこともできます。

作品 加わる形・技法
帽子・靴下 輪に編む。4本針・5本針か、輪編みにも使える輪針を使う
ネックウォーマー マフラーを短く編み、最後にとじ合わせる
巾着 長編みで編んだ細長い1枚を半分に折り、両脇を縫い合わせる
あみぐるみ 輪の作り目から編んだパーツにわたを詰め、パーツどうしをとじ付ける

長編みも、くさり編みや細編みと並ぶかぎ針編みの基本の目です。

輪の作り目では、指に糸を巻いて作った輪の中に目を編み入れて、中心から編み始めます。

作り方を開いたら、輪に編むか、つなぐ工程があるかを見て、次に編む作品を選んでみてください。

初心者が編み物を続けるための3つのコツ

つまずいたら見直す3つ。目の大きさは同じリズムで1目ずつ編む、目数は段の終わりごとに数える、編み図の記号は作品に出てくるものから覚える

ここからは、編み始めてからつまずいたときの対処を3つ紹介します。

思うように目がそろわなくて、手が止まる日もありますよね。

ここでは、目の大きさ・目数・編み図の記号の3つを取り上げます。

見出しは次のとおりです。

  • 目の大きさがばらつくときは同じリズムで編む
  • 1段ごとに目数を数えて違うときはほどいて直す
  • 編み図の記号は作る作品に出てくるものから覚える

3つを頭に入れておくと、編む手が止まったときに見直す場所がわかります。

順番に見ていきましょう。

コツ1.目の大きさがばらつくときは同じリズムで編む

目の大きさがそろわないと感じたら、編むリズムを一定に保つことを心がけてみてください。

編みはじめのころは、目の大きさがそろわないことがあります。

目がばらつくのは、針を持つ手の力の入れ方や、編む速さが毎回同じでないためです。

針の持ち方が乱れないように気をつけて、同じリズムで1目ずつ編んでいきましょう。

何度も編むうちに手が慣れて、目の大きさもそろってきます。

コツ2.1段ごとに目数を数えて違うときはほどいて直す

段の終わりごとに目数を数え、目を増やしたり減らしたりしない編み地なら作り目の数と、そうでなければ作り方の目数と比べます。

おかしいと思う段が見つかったら、迷わずその段をほどいて編み直してみましょう。

コツ3.編み図の記号は作る作品に出てくるものから覚える

作る作品に出てくる記号から順に覚えていけば、編み図を見ながら編み始められます。

編み目を記号で表したものが、編み目記号です。

編み目記号を組み合わせて編み方を示した図は、記号図と呼びます。

使わない記号まで、編み始める前に覚えておかなくても大丈夫です。

作り方を書いた編み図は、無料で公開されているほか、本やダウンロード版として売られているものもあります。

作り方を選んだら、編み図に出てくる記号から1つずつ覚えてみてください。

編み物を始める人が毛糸を相談できる下北沢のKnit Shelf

下北沢のKnit Shelf。毛糸を手に取り店員に糸選びを相談できる、1玉から買えて姉妹店の[hus:]の毛糸も扱う、編みかけを予約なし・買わずに持ち込める

最初の1玉を、画面の写真だけで選ぶのは不安ですよね。

下北沢のKnit Shelfでは、毛糸を実際に手に取りながら、店員に糸選びを相談できます。

DARUMA、ハマナカ、内藤商事、sawada itto、taiyo-keito、itobatake、KnitWit、丸安毛糸の60(ろくまる)が、当店で扱う毛糸のブランドです。

毛糸は1玉から買えるため、最初の作品に使う分だけを選べます。

姉妹店にあたる[hus:](フース)の毛糸も、当店の取扱銘柄です。

編み方の途中で手が止まったときも、店員に聞いてみてください。

店内の編み物スペースでは、選んだばかりの毛糸を編み始めることも、編みかけの作品を進めることもできます。

毛糸を買わない日に、編みかけを持って予約なしで立ち寄るのも大丈夫です。

項目 内容
住所 〒155-0033 東京都世田谷区代田6-6-1 TOKYU REIT下北沢スクエア3階
アクセス 井の頭線 下北沢駅西口北側から徒歩2分
営業時間 11:00〜17:00
定休日 不定休
Instagram @knitshelf

休みは月によって曜日が違うため、来店前に@knitshelfの投稿を見ておくと安心です。

まとめ

針は作りたいものに合わせて選び、まだ決まらないときはかぎ針編みから始めてみてください。

道具は針・毛糸・とじ針・はさみの4つで、毛糸は編み目が見やすい明るい色のまっすぐな糸にします。

最初の作品は、平らで、編み目の種類が少なく、つなぐ工程もないものにしてみてください。

つまずいたら、編むリズム・目数・記号の3つを見直しましょう。

下北沢のKnit Shelfでは、毛糸を手に取って選べます。

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