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編み物の小物は何から編む?かぎ針と棒針で作れる種類と選び方

編み物の小物は何から編む?かぎ針と棒針で作れる種類と選び方

SNSで見かけた巾着やシュシュを、自分でも編んでみたくなることがあります。

ところが作れる小物の種類は多く、どれから編めばよいか迷ってしまいがちです。

この記事では、かぎ針と棒針で作れる小物を道具ごとに紹介します。

あわせて、はじめての1つを選ぶ基準と、作り方を選んだあとに確かめることもまとめました。

読み終えるころには、編む小物を1つに決めて、そろえる針と毛糸がわかるようになります。

編み物で作れる小物をかぎ針と棒針に分けて紹介

編み物で作れる小物をかぎ針と棒針に分けて紹介

編み物で作れる小物を、かぎ針で編むものと棒針で編むものに分けて紹介します。

巾着にするかマフラーにするか、編みたいものがいくつも浮かんで、なかなか1つにしぼれない日もありますよね。

紹介する小物は、次の3つに分けています。

  • かぎ針編みで作れる雑貨の小物
  • かぎ針編みで作れる身に着ける小物
  • 棒針編みで作れるマフラーや靴下などの小物

表の「編む形」に出てくる往復編みは、行って戻ってをくり返して平らに編む編み方を指します。

輪編みとは、一方向に回りながら編み進めて、筒や円の形にする編み方です。

表に出てくるスヌードは、筒状になっている防寒具を指します。

表に載せたのは作り方の一例で、その小物の決まった作り方ではありません。

表のうち、マフラー・帽子・スヌード・ミトンの4つは、かぎ針と棒針の両方の表に載せています。

道具ごとに作れるものと編む形がわかれば、手持ちの道具や作りたい形から候補をしぼるのも難しくありません。

1つずつ見ていきましょう。

種類1.かぎ針編みで作れる雑貨の小物

かぎ針編みでは、巾着や小物入れ、バッグのような雑貨の小物を作れます。

かぎ針編みは、バッグやポーチ、コースター、あみぐるみといった小物に向く編み方です。

表のモチーフは、いくつかつなぎ合わせて作品にするために編む、小さな編み地を指します。

あみぐるみは編み物の技法でつくる人形で、基本はかぎ針編みです。

作り方の一例として、次のような編む形があります。

小物 編む形(作り方の一例)
巾着 細長い編み地を編み、半分に折って脇を縫い合わせて袋にする作り方がある
ケース 巾着と同じく、細長い編み地を半分に折って脇を縫い合わせる作り方がある
小物入れ 真ん中から輪に編み始め、目を増やしながら底を編み、目を増やさずに編み進めて側面にする作り方がある
バッグ モチーフを編んでつないで側面にし、底と持ち手を別に編んで付ける作り方がある
ミニ巾着ポーチ モチーフだけを編んでつないで作る作り方がある
あみぐるみ 頭や胴体などのパーツを真ん中から輪に編み、わたを詰めてとじ、パーツどうしをとじ付ける作り方がある
コースター 往復編みで平らな四角に編む作り方がある

種類2.かぎ針編みで作れる身に着ける小物

シュシュやマフラー、帽子のような身に着ける小物も、かぎ針編みで作れます。

かぎ針で編む作り方の一例は、次の表のとおりです。

小物 編む形(作り方の一例)
シュシュ リング状のヘアゴムに編みつける作り方がある
マフラー 往復編みで平らに編む作り方がある
帽子 往復編みで編んだ編み地を筒にして、上を絞る作り方がある
スヌード 往復編みで編んだ編み地を二つ折りにして、端どうしをつなぐ作り方がある
ミトン くさり編みで作り目をして輪にし、輪編みで編む作り方がある

種類3.棒針編みで作れるマフラーや靴下などの小物

棒針編みでは、マフラーや帽子、靴下のような身に着ける小物を作れます。

帽子や靴下は、棒針編みに向く作品です。

棒針で編む作り方の一例をまとめました。

小物 編む形(作り方の一例)
マフラー 往復編みで平らに編む作り方がある
帽子 輪編みで編み、最後に上を絞って仕上げる作り方がある
スヌード 輪編みで筒に編む作り方がある
ミトン 輪編みで編み、親指を編む穴をあけておく作り方がある
靴下 輪編みで編み、目を減らしたり増やしたりして形を作る作り方がある
ネックウォーマー 短いマフラーを編み、端を閉じ合わせる作り方がある

はじめて編む小物を選ぶときの3つの基準

はじめての小物を1つに決めるための基準を、3つ紹介します。

候補が多いと、どれなら最後まで編めるのか不安になりますよね。

編みやすさは道具だけで一律には決まらず、最初に何を作るかでも変わります。

3つの基準は次のとおりです。

  • 迷ったらかぎ針編みの小物から始める
  • 使う編み目の種類が少ない作り方を選ぶ
  • 往復編みか輪編みかで使う針を見て選ぶ

3つの基準に当てはめると、自分の道具や経験に合う小物をしぼり込めます。

順に見ていきましょう。

基準1.迷ったらかぎ針編みの小物から始める

道具選びで迷うなら、最初の小物はかぎ針編みで編むことをおすすめします。

理由は次の3つです。

  • 使う針が1本で済む(棒針は2本で、輪に編むときは4〜5本)
  • 棒針編みのような裏編みがない
  • 編み目をほどいてやり直しやすい

ただ、あみぐるみから始めると、かぎ針のほうが難しく感じることもあります。

棒針で編みたい小物がすでに決まっているなら、棒針から始めてもかまいません。

基準2.使う編み目の種類が少ない作り方を選ぶ

作り方に出てくる編み目の種類が少ないほど、覚える編み方も少なくて済みます。

かぎ針編みの基本の編み目の名前は、細編みや長編み、くさり編み、引き抜き編みなどです。

一例として、巾着にはくさり編みと長編みの2つで、シュシュには細編みと引き抜き編み、くさり編みの3つで編む作り方があります。

作り方を開いたら、出てくる編み目の名前を数えてから選んでみてください。

基準3.往復編みか輪編みかで使う針を見て選ぶ

棒針の小物は、作り方が往復編みか輪編みかで使う針が変わります。

作り方を選ぶときは、次の針のどちらを使うかを見てみてください。

  • 往復編み:玉付き2本針(端に玉が付き、目が抜け落ちるのを防ぐ2本の針)で編める
  • 輪編み:輪針(輪編みにも往復編みにも使える針)か、4本針・5本針(靴下や帽子のような小さい筒を編む針)を使う

輪編みなら編み地の同じ面を見たまま編み進められ、往復編みのように段の終わりで編み地を返さずに済みます。

小物を輪針で編むときは、短い輪針のほうが編みやすくおすすめです。

手持ちの針があるなら、その針で編める形の作り方から選ぶと、道具を買い足さずに始められます。

小物の作り方を選んだら確かめる3つのこと

小物の作り方を選んだら確かめる3つのこと

編む小物の作り方を選んだら、編み始める前に確かめたいことを3つ紹介します。

作り方は決まったものの、どの針と毛糸をそろえればよいか迷ってしまうこともありますね。

作り方には、無料で公開されているものと、本やダウンロードで販売されているものがあります。

作品ごとのページに使用糸・使用針・サイズが並んでいる作り方なら、そろえる道具の目安がつかめて便利です。

3つとも、作り方に書かれた糸と針を基準にして確かめます。

確かめることを並べると、次の3つです。

  • 針の号数は作り方の指定と試し編みのゲージで決める
  • 毛糸の太さと素材は作り方の糸に合わせて選ぶ
  • 毛糸は作り方の玉数をまとめてそろえる

先に確かめておくと、作り方に近い大きさと色で仕上げやすくなりますよ。

順番に確かめていきましょう。

確認1.針の号数は作り方の指定と試し編みのゲージで決める

針は、作り方の使用針と同じ号数を用意します。

毛糸のラベルに書かれた号数は、その糸に適した針の号数です。

作り方の号数と近いかを、ラベルでも見てみてください。

かぎ針は同じ号数でもメーカーによって太さが違い、3/0号なら約2.2〜2.3mmです。

編み目の大きさはゲージと呼ばれ、作り方に指定ゲージとして書かれている場合もあります。

指定ゲージがあるときは、試し編みで号数を決めるのが確実です。

ゲージが作り方と違うと、同じ目数や枚数で編んでも、作り方どおりの大きさに仕上がりません。

確かめるときは、本番と同じ糸と針で約15cm角の試し編みをして、その中央で測ります。

数えるのは、メリヤス編みなどの棒針の編み地や、細編み・長編みで編むかぎ針の編み地なら、10cmに入る目数と段数です。

モチーフの作り方なら、モチーフ1枚の大きさを測り、小さいモチーフは2〜4枚ずつ測ります。

目数で測ったときは、指定より目数が多ければ針を太く、少なければ細くして、もう一度編んで比べてみてください。

確認2.毛糸の太さと素材は作り方の糸に合わせて選ぶ

毛糸は、太さと素材を作り方の糸に合わせて選びます。

手持ちの1玉や余った毛糸で作り方の小物を編みたいときも、比べ方は変わりません。

太さは、並太や極太といった呼び名ではなく、ラベルの重さと長さの比で比べます。

一例として、重さ50gで長さ100mの糸と、重さ40gで長さ80mの糸では、太さにほとんど差がありません。

ただし、ふくらみのある糸だと、重さと長さで見た太さに対して、ラベルの使用針や標準ゲージが合わない場合もあります。

重さと長さに加えて、ラベルの使用針が作り方の針と近いかも見てみてください。

素材を選ぶときは、糸の説明に出てくる作品の例が手がかりになります。

素材 糸の説明に出てくる作品の例
ウール マフラーや帽子などの小物、セーターなどのウェア
コットン ウェア、小物
アクリル ざぶとん、あみぐるみ、雑貨の小物
ナイロンを混ぜた糸(ナイロン33%の混紡) 靴下、ルームシューズ、手袋、あみぐるみ、雑貨

表は糸1つずつの説明に出てくる作品で、素材ごとの決まりではありません。

確認3.毛糸は作り方の玉数をまとめてそろえる

毛糸は、作り方の材料に書かれた玉数をまとめてそろえます。

必要な玉数は作品ごとに違うため、確かめる場所は作り方の材料の欄です。

ロットは同じ色の毛糸を染めた回ごとに付く番号で、色を見分ける色番とは別に付いています。

色番が同じ毛糸でもロットがそろっていないと、編み地にしてから色の差がはっきり見えることもあるので注意が必要です。

なお、ラベルにロット番号のない毛糸もあります。

買うときはラベルのロット番号をそろえ、少し多めに買っておくと安心です。

編み物の小物を編むときによくある2つの質問

編み物の小物を編むときによくある2つの質問

小物を編む前の疑問のうち、2つに答えます。

道具も作り方も決まりかけたのに、細かな疑問がひとつ残っているだけで編み始めにくいものです。

どちらの答えも、かぎ針編みで小物を編む人の判断材料になります。

答える質問は、次の2つにしぼりました。

  • SNSで見るグラニースクエアの小物ははじめてでも編める?
  • 外に持ち出して編むならかぎ針と棒針のどちらがいい?

答えを知っておくと、迷わずに編み始められます。

順に答えていきましょう。

質問1.SNSで見るグラニースクエアの小物ははじめてでも編める?

くさり編み・細編み・長編みの3つを覚えれば、グラニースクエアは編めます。

グラニースクエアとは、かぎ針で編む四角いモチーフのことです。

雑貨の表のバッグとミニ巾着ポーチにも、モチーフをつないで仕上げる作り方があります。

段ごとの目数と角の編み方は、作り方の編み図で確かめながら編んでみてください。

質問2.外に持ち出して編むならかぎ針と棒針のどちらがいい?

持ち運びやすさで比べると、かぎ針編みに分があります。

針を目から抜いても、かぎ針編みの編み目はほどけずに残るためです。

移動の前に針を外しておけば、編みかけの小物をそのまま持ち歩けます。

小物に使う毛糸を下北沢のKnit Shelfで手に取って選ぶ

小物に使う毛糸を下北沢のKnit Shelfで手に取って選ぶ

作り方の糸に近い太さや素材を、画面の写真だけで選ぶのは迷いますよね。

下北沢のKnit Shelfは、取扱銘柄の毛糸を実際に手に取って比べられる毛糸店です。

手に取れる毛糸には、DARUMA、ハマナカ、内藤商事、sawada itto、taiyo-keito、itobatake、KnitWit、丸安毛糸の60(ろくまる)の糸があります。

作り方の糸に近いものを探すときも、何玉そろえればよいか迷うときも、店員への相談が可能です。

編み方の途中でつまずいたときも、遠慮せずに相談してみてください。

編み物キットも、店で扱う商品の1つです。

持参した編みかけの小物を仕上げたい日も、当店で買った毛糸をすぐ編みたい日も、店内の編み物スペースで針を動かせます。

項目 内容
住所 〒155-0033 東京都世田谷区代田6-6-1 TOKYU REIT下北沢スクエア3階
アクセス 井の頭線 下北沢駅西口北側から徒歩2分
営業時間 11:00〜17:00
定休日 不定休
Instagram @knitshelf

店の休みは、月ごとに曜日が変わります。

出かける前に、@knitshelfの投稿をチェックしてみてください。

まとめ

編み物の小物は、かぎ針でも棒針でも作れて、道具ごとに作れるものと編む形が違います。

迷ったら、はじめての1つはかぎ針編みで、編み目の種類が少ないものから選んでみてください。

作り方を選んだら、針の号数とゲージ、毛糸の太さと素材、玉数を作り方に合わせ、ロットもそろえます。

下北沢のKnit Shelfなら、作り方の糸に近い毛糸を手に取って選ぶことも可能です。

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