下北沢に毛糸屋と手芸の店はある?取扱銘柄と編める場所まで紹介

下北沢で毛糸を買うなら渋谷か新宿まで出るしかない、と感じている人は少なくありません。
実際には、下北沢駅から歩ける範囲に毛糸を買える店があります。
ただし店ごとに扱うものと目的が違うため、行き先は目的から決めると迷いません。
下北沢で毛糸が買える店と編める場所を、住所つきで整理しました。
あわせて、毛糸と針を選ぶときに確かめたいところも紹介します。
読み終えるころには、今日の行き先が決まっていますよ。
下北沢の毛糸屋と手芸の店を目的別に紹介
下北沢は毛糸を扱う店に加えて、生地と手芸用品の店や、月に1回だけ編める場所もある町です。
編みたいものが決まっている日も、決まっていない日も、目的から行き先を選ぶと迷いません。
以下に載せたのは、掲載時点で営業を確認できた店です。
まず一覧で見比べてみてください。
| 店名 | 扱っているもの | 住所 | 駅からの目安 | 営業時間と定休日 | その場で編めるか |
|---|---|---|---|---|---|
| Knit Shelf | 毛糸と編み物の道具、編み物キット、書籍など | 世田谷区代田6-6-1 TOKYU REIT下北沢スクエア3階 | 下北沢駅から徒歩5分(井の頭線 西口北側からは徒歩2分) | 11:00〜17:00/不定休(Instagramで告知) | 編み物スペースで編める(編みかけの持ち込みも可) |
| パピー下北沢店 | 自社の毛糸と輸入糸 | 世田谷区北沢2-26-4 | 下北沢駅から徒歩3分 | 11:00〜19:00/月曜日(年末年始休業あり) | 手編みワンポイントレッスンあり |
| もめんやまきの | 生地と手芸用品 | 世田谷区北沢2-24-7 | 下北沢駅から徒歩1分 | 未確認(休業日は公式Instagramで告知) | 未確認 |
| SPROUT KNITCAFE | 月1回のニットカフェ(毛糸の販売はない) | 世田谷区北沢2-39-6 | 未確認 | 毎月1回・日曜日の予約制 | 開催日に編める(道具の無料貸出あり) |
定休日や営業時間は変わるため、出かける前に各店の公式サイトやSNSで確かめておくと安心です。
未確認と書いた欄は、掲載時点では確認が取れませんでした。
紹介するのは、次の4店です。
- Knit Shelf
- パピー下北沢店
- もめんやまきの
- SPROUT KNITCAFE
扱うものも、その場でできることも店ごとに違います。
どの店が目的に合うかは、中身を並べて見ると迷いません。
1店ずつ見ていきましょう。
Knit Shelf
Knit Shelfは、2026年7月23日にオープンした毛糸専門店です。
毛糸に加えて、編み物の道具やキット、書籍なども扱っています。
取り扱う銘柄や店内でできることは、記事の後半にまとめました。
パピー下北沢店
パピー下北沢店は、関東で唯一のパピー直営店です。
下北沢で30年以上続いてきました。
自社ブランドの糸に加えて、LANGやKATIAなどの輸入糸を扱っています。
国内の糸と輸入糸を見比べたい場合の行き先です。
手編みワンポイントレッスンという教室も開いています。
料金は1回1,100円(税込)で、2時間以内に短縮することも可能です。
開催は火曜日から日曜日の複数の時間帯で、各回4名の予約優先制になっています。
対象は中学生以上です。
編み方でつまずいて手が止まったときに、わからない部分だけを教わりに行けますよ。
もめんやまきの
もめんやまきのは、1949年創業の生地の店です。
もめんを中心に、5,000種類以上の生地と手芸用品を扱っています。
手芸の店と毛糸の店は、同じものではありません。
違いは、行ってみるまでわかりにくいものです。
服やバッグの生地、ボタンやテープといった副資材を探す日は、もめんやまきのへ向かってみてください。
SPROUT KNITCAFE
SPROUT KNITCAFEを運営しているのは、日本あみぐるみ協会です。
毛糸は売っておらず、集まって編むための場として開かれています。
開催は毎月1回、日曜日の予約制です。
道具は無料で貸し出されるので、手ぶらでも参加してみてください。
ひとりで編んでいると、誰かと編みたくなります。
下北沢で編む場所を探しているなら、候補に入れてみるといいですよ。
開催日は、主催者が事前に公開しています。
Knit Shelfは編み物スペースのある毛糸専門店
はじめて編む人も、ずっと編んでいる人も立ち寄れる店ですよ。
Knit Shelfでできるのは、毛糸を選ぶことだけではありません。
買った毛糸はもちろん、手持ちの作品を持ち込むだけでも店内で編めます。
Knit Shelfについて紹介するのは、次の4つです。
- 取り扱っている毛糸の銘柄と実物の比べ方
- 編みかけの作品を持ち込める編み物スペース
- はじめてでも編めるキットと店頭のサンプル
- 下北沢駅から徒歩5分の場所と会員制度
先に中身を知っておけば、店に着いてから迷いません。
上から順に紹介します。
取り扱っている毛糸の銘柄と実物の比べ方
Knit Shelfの棚には、DARUMA、ハマナカ、内藤商事などの毛糸が並んでいます。
sawada itto、taiyo-keito、itobatake、KnitWit も扱う銘柄です。
丸安毛糸の60(ろくまる)と、チューリップの編み針も扱っています。
毛糸を選ぶときは、銘柄をまたいで実物を手に取って比べてみてください。
同じ「並太」と書かれていても、銘柄によって太さが違う場合があります。
表記を信じて選んだのに太さが違い、戸惑うこともあるものです。
Knit Shelfでは、銘柄をまたいで毛糸を手に取り、太さと手触りを並べて比べられます。
編みたいものが決まっている場合は、店の人に伝えてみてください。
太さと素材から、糸の候補を絞り込めます。
編みかけの作品を持ち込める編み物スペース
Knit Shelfの店内には、座って編むための席を用意しています。
当店でお買い上げいただいた毛糸でも、途中まで編んだ手持ちの作品でも構いません。
編みかけのまま家で眠っている作品はありませんか。
次のような場面では、店内の編み物スペースを使ってみてください。
- 毛糸を買った日のうちに編み始めたい場合
- 家では編む時間が取れない場合
- 作りかけのまま手が止まっている場合
毛糸を選ぶところから編み始めるところまでを、一度の来店で進められます。
はじめてでも編めるキットと店頭のサンプル
何を編むか決まらないまま、棚を一周して帰る日もあるものです。
編みたいものが決まっていない場合は、編み物キットから始める方法があります。
はじめて編むときは、糸の太さと針の種類と編み図を別々に選ぶ必要があるからです。
1つでも決まらないと、編み始められません。
編み物キットでは、使う糸と使う針があらかじめ決まっています。
糸選びと針選びで迷いません。
Knit Shelfは、編み物キットと完成したサンプルを店頭に置いています。
写真だけでは、大きさの感覚も編み地の厚みもつかめません。
サンプルを手に取れば、仕上がりの大きさと編み地の表情を先に確かめられます。
迷ったときは、店頭のサンプルから選んでみるといいですよ。
下北沢駅から徒歩5分の場所と会員制度
Knit Shelfが入っているのは、TOKYU REIT下北沢スクエアという商業施設の3階です。
下北沢駅から歩いて5分ほどのため、買い物や食事の合間にも立ち寄れます。
毛糸を続けて買う場合に使えるのが、会員制度です。
年会費500円で、入会日から1年間、当店販売価格より一律7%OFFになります。
利用できるのは入会した当日からです。
申込フォームに記入し、500円を支払うと会員証が発行されます。
下北沢の店で毛糸を選ぶときに確かめること
手に取ったら、ラベルの重さと長さ、ロット、巻きの形の3つを見てみてください。
棚の前で決めきれないまま、時間だけが過ぎてしまいがちです。
重さと長さは実測値のため、銘柄が違っても同じものさしで比べられます。
まず見たいのは、太さを重さと長さの比でとらえる方法です。
日本ヴォーグ社は、糸長100mで50gの糸と糸長80mで40gの糸をおおむね同じ太さと説明しています。
ラベルの数字を100gあたりに換算して、並べてみてください。
ただし、換算した数字だけで太さは決まりません。
100g換算で240mの糸に並太、300mの糸に合太と表記されていても、標準ゲージは22目前後でほぼ同じという例もあります。
空気を多く含んだ糸では、比から考えた太さとメーカーが推奨する編み地の密度が食い違う点にも注意してください。
次に見るのが、ロットです。
ロットは、毛糸を染めたときの釜の番号を指します。
同じ色番でも、ロットが違えば編み地にしたときの色がそろいません。
買い足した玉だけ色が浮くこともあります。
必要な量より少し余分に買っておくと安心ですよ。
そろわなかった場合は、襟や袖口や裾など編み地の変わる部分に使うと目立ちません。
最後に見るのが、巻きの形です。
玉巻きは買ったままの状態で編め、コーン巻きは外側から糸を引き出して使います。
かせを買って帰り、家でほどけずに困るのはよくある話ですよ。
かせで売られている糸は、巻き取らないと絡んで編めません。
買う前に巻きの形を確かめ、かせは巻き取ってから編み始めてみてください。
毛糸と一緒に選ぶ棒針とかぎ針の種類
毛糸だけを買っても、編み始められません。
編みたいものに合う針は、毛糸と同じ日に選んでみてください。
棒針は編む形によって種類が変わり、かぎ針はフックの付き方で分かれます。
針の種類の多さは、毛糸を選んだあとの迷いどころです。
はじめて編む場合は、修正のしやすいかぎ針から勧める解説が少なくありません。
ここで見ていくのは、次の2つです。
- 編みたい形で選ぶ棒針の3種類
- かぎ針は片かぎ針と両かぎ針とレース針
種類と用途がわかれば、店頭で自分に合う針を選べます。
順に見ていきましょう。
編みたい形で選ぶ棒針の3種類
棒針は、編みたい形で種類が決まります。
迷ったときは、編みたいものの形に戻ってみてください。
主に使うのは次の3種類です。
- 玉付き2本針:往復に編む平編み用。マフラーやセーターの身頃と袖向け。針の端の玉が編み目の脱落を防ぐ役割
- 4本針・5本針:輪に編む輪編み用。靴下や帽子や手袋のような小さい筒向け
- 輪針:輪編みと平編みの両方に対応。セーターの身頃のような大きな筒や大きな平面向け
4本針は針3本を三角に、5本針は針4本を四角にして編みます。
本数が多いほうが、針の切り替え部分の突っ張りは少なめです。
輪針は、1本で編める径がほぼ固定されます。
帽子の頭頂部や靴下のつま先まで編むなら、マジックループか4本針・5本針の出番です。
マジックループは、長いコードの輪針1本で小さい輪を編む技法を指します。
針先の形も、用途で選び分けてみてください。
丸みのある針先は、はじめて編む場合に向いています。
鋭い針先が向くのは、細い糸や込み入った模様です。
素材ごとの滑りやすさは、情報源によって記述が分かれます。
針は実際に握って選んでみてください。
かぎ針は片かぎ針と両かぎ針とレース針
かぎ針は、編む形では種類が変わりません。
分かれるのは、フックの付き方です。
はじめの1本は、次の3つの違いから選べますよ。
- 片かぎ針:片側だけにフック。1本で1つの太さに対応。グリップの付いたものが主流
- 両かぎ針:両端にフック。1本で2つの太さに対応
- レース針:細いレース糸専用の針。かぎ針とは別の種類
選ぶ針は、編み図やキットの指定に合わせてみてください。
指定がない場合の手がかりは、毛糸のラベルの使用針欄です。
Knit Shelfでは、毛糸に加えて編み物の道具も販売しています。
Knit Shelfについて
Knit Shelfは、DARUMA、ハマナカ、内藤商事、sawada itto などを扱う下北沢の毛糸専門店です。
taiyo-keito、itobatake、KnitWit、丸安毛糸の60(ろくまる)も店頭に並びます。
店内には編み物スペースがあり、買ったばかりの毛糸でも、家から持ってきた編みかけでも、そのまま手を動かせますよ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 〒155-0033 東京都世田谷区代田6-6-1 TOKYU REIT下北沢スクエア3階 |
| アクセス | 下北沢駅から徒歩5分(井の頭線 西口北側からは徒歩2分) |
| 営業時間 | 11:00〜17:00 |
| 定休日 | 不定休 |
| @knitshelf |
最新の入荷情報と休みの日は、Instagram(@knitshelf)でお知らせしています。
まとめ
下北沢で毛糸は買えます。
ただし、店ごとに扱うものはさまざまです。
毛糸の太さは、表記だけでは決まりません。
ラベルの重さと長さ、ロット、巻きの形を確かめれば、銘柄が違っても比べられます。
糸を選ぶか、店内で編むか、生地を探すかで決めてみてください。
針の種類は、編みたいものと編み方で決まります。
編みたくなった日に歩いて行ける町です。
渋谷や新宿まで出なくても、毛糸は下北沢で揃いますよ。