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毛糸の店は4種類|専門店と100円ショップの違いと選び方

毛糸の店は4種類|専門店と100円ショップの違いと選び方

毛糸を買おうとして、行き先が決まらないことがあります。

100円ショップの棚では品ぞろえが足りず、通販は送料が糸の価格を上回ってしまうからです。

毛糸を買える場所のうち、本記事では4つを取り上げます。

4つの間にあるのは、優劣ではありません。

4種類の違いと、100円ショップの糸との素材の差、はじめて専門店に入る日の動き方をまとめました。

最後まで読めば、今日どの店に向かえばよいかが決まりますよ。

毛糸を買える店は大きく4種類に分かれる

毛糸を買える店は大きく4種類に分かれる本記事で取り上げる毛糸の買い先は、毛糸専門店と総合手芸チェーンと100円ショップと通販の4つです。

4つの間に優劣はなく、向いている日が分かれます。

毛糸売り場の前で立ち止まり、何も買わずに帰る日もあるものです。

店ごとに置いている糸の幅が違うため、行き先は自然には絞れません。

4つは、糸の幅と、相談できる相手がいるかどうかと、その日に持ち帰れるかどうかで分かれます。

性格の違いを表にまとめました。

種類 品ぞろえの性格 相談できるか 向いている人
毛糸専門店 毛糸と編み物の道具にしぼって並ぶ 毛糸を扱う店の人に聞ける 編むものが決まっていて糸を選び分けたい人
総合手芸チェーン 毛糸のほかに手芸の材料も並ぶ 売り場の担当者に聞ける 毛糸と他の材料をまとめて買いたい人
100円ショップ 生活雑貨と一緒に毛糸が並ぶ 毛糸の担当者がいるとは限らない 気軽に試したい人
通販 画面で選んで取り寄せる その場では聞けない 買う糸と玉数が決まっていて届くまで待てる人

使い分けの基準は1つです。

編みたいものが決まっているかどうかが、行き先を分けます。

指定の太さと色を選び分ける日に向くのは、毛糸専門店か総合手芸チェーンです。

何を編むか決まっていない日は、実物を触って決められる場所を選んでみてください。

総合手芸チェーンは、編むもの以外の材料も一緒にそろえられる場所です。

毛糸屋さんと呼ばれる店は、この中の毛糸専門店にあたります。

100円ショップの毛糸と専門店の毛糸は何が違うのか

100円ショップの毛糸と専門店の毛糸は何が違うのか100円ショップの糸と専門店の糸を分けるのは、素材と加工です。

手に取った糸の素材で編み地の性質が決まり、店の名前では決まりません。

毛糸を選ぶときに見たいのは、買った場所ではなく素材のほうです。

100円ショップの糸で編んだ作品を、専門店の糸で編んだものと比べて気になった日はありませんか。

理由は、チクチク度や毛玉のできやすさに、公的な規格がないからです。

品質の上下を数字で格付けする公的な規格はありません。

一方で、素材ごとの性質はわかっています

解説する内容は次のとおりです。

  • ウールとアクリルは性質が違う
  • アクリルは必ず毛玉になるわけではない

2つを知っておけば、店の種類ではなく、編むものと洗い方から素材を決められます。

順番に見ていきましょう。

ウールとアクリルは性質が違う

ウールとアクリルの違いは、どの店で買っても変わりません。

ウールの繊維には、クリンプと呼ばれる波状の縮れと、スケールと呼ばれる鱗状の表面があります。

カケンテストセンターの説明では、ウールは伸びと弾力に富み、しわになりにくく型崩れしにくい繊維です。

ただし酸に強くアルカリに弱く、水と熱と摩擦が加わるとスケールが開いて絡みます。

アクリルは、JIS規格でアクリロニトリル85%以上と定められた繊維です

合成繊維の中では羊毛に最も近く、軽くてかさがあり、保温性がよいと評価されています。

同じウールでも、繊維の細さによってチクチクの感じ方は変わるものです。

どこからチクチクするのかには諸説あり、境目の数値は定まっていません

肌に直接ふれるものを編む日は、実物を手の甲に当てて確かめてみてください。

アクリルは必ず毛玉になるわけではない

毛玉の出やすさも、店の種類では変わりません。

アクリルは繊維の強度が高く、毛玉ができると脱落しにくい繊維です

一方で、毛玉のできやすさをめぐる説明は情報源によって分かれます。

毛を毛玉化しやすい繊維として挙げているのは、カケンテストセンターです。

東京都クリーニング生活衛生同業組合は、動物繊維の毛玉は表面に留まらず自然に落ちると説明しています。

できやすさと残りやすさは、別の問題です

合成繊維では毛玉が目立ち、動物繊維では落ちて目立ちにくくなります。

毛玉が出にくくなるように加工した糸もあり、内藤商事のEVERYDAYはアクリル(アンチピリング)100%です。

毛玉が気になる場合は、ラベルにアンチピリングの表記があるかを見てみてください。

毛糸を買う店舗と通販は目的で使い分ける

はじめて使う糸は実店舗、玉数が決まっている買い足しは通販という分け方があります。

買い物かごに入れたあと、送料を見て注文をやめた日もあるものです。

糸の価格より送料が高くつくと、そこで手が止まります。

送料は、糸を選ぶ前から気になる要素です。

画面では、色の出方と、色を並べたときの見え方がつかめません。

必要な量が決まっている糸なら、まとめて届くほうが編み始めは早いです。

買い足しの日は、同じ糸を必要な数だけそろえられれば足ります。

実店舗と通販のどちらかが優れている、ということはありません。

注文の前に色を確かめられるよう、糸見本を用意している通販店もあります。

色を先に確かめてから注文できるのは、通販を使う日の心強い材料です。

実店舗では、色の組み合わせをその場で決められます

2色以上を合わせる日は、実物を並べて決めてみてください。

目的から決めると、行き先は1つに絞れます。

決めきれない日は、実物のある場所へ足を運んでみるといいですよ。

はじめて毛糸専門店に入る日に確かめたい2つのこと

はじめて毛糸専門店に入る日に確かめたい3つのこと

毛糸専門店は、予備知識がなくても入れます。

扉の前まで行って、入らずに帰った日はありませんか。

毛糸を買わずに、置いてある銘柄を見て帰る日があってもかまいません。

店に入ってから確かめたいのは、伝えることと、編める場所があるか2つです。

糸を選ぶ場面と、買ったあとの場面に、迷いどころが1つずつあります。

解説する内容を、順番に並べました。

  • 店の人に伝えると糸の候補が早く絞れる3つ
  • 買った毛糸をその場で編み始められるかを見る

2つを押さえておけば、はじめて入る店でも、糸を選んでから編み始めるまで迷わずに進めます。

1つずつ見ていきましょう。

店の人に伝えると糸の候補が早く絞れる3つのこと

店の人に伝えたいのは、編むものと、使う針の号数と、洗い方の希望の3つです。

  • 編むもの(マフラーか靴下か、肌に直接ふれるか)
  • 使う針の号数か、編み図やキットの指定
  • 洗濯機で洗いたいかどうか

編むものは、肌にふれるかどうかを決める手がかりです。

チクチクの感じ方には諸説があり、言葉だけでは決まりません。

実物を出してもらうと、その場で確かめられます。

号数は、キットに最初から書かれているものです。

先に号数を伝えれば、店は棚の糸から近いものを出せます。

洗い方は、編み上がったあとから変えられない条件です。

ウールには、家庭で洗える防縮加工をした糸と、そうでない糸があります。

防縮加工は、洗濯機で洗えるようにするために施された加工です。

3つのうち、決まっているものだけを伝えてみてください。

全部そろっていなくても、糸選びは進みます。

買った毛糸をその場で編み始められるかを見る

店選びの軸には、買ったあとに座れる席があるかどうかも入ります。

買った糸が自分の手に合うかは、家に持ち帰る前にわかるほうが安心です。

数段だけ編むと、指の力の入り方と糸の滑り方がつかめます。

買ったまま袋を開けずにいると、編み始めが先へ延びるものです。

Knit Shelfの編み物スペースでは、家に置いたままの編みかけの続きにも取りかかれます。

毛糸を買う日は、買ったあとに座れる場所があるかどうかを店選びの条件に入れてみてください。

下北沢の毛糸のお店Knit Shelfでできること

Knit Shelfは編み物スペースのある毛糸専門店Knit Shelfは、下北沢の毛糸専門店です。

来店した日は、編むための材料と道具を見てから、買った糸に手をつけられます

毛糸と編み物の道具と編み物キットが、店内の品ぞろえです。

棚には、sawada itto、KnitWit、DARUMA、ハマナカ、taiyo-keitoの毛糸が並びます。

あわせて選べるのは、内藤商事、itobatake、丸安毛糸の60(ろくまる)の毛糸と、チューリップの編み針です。

店頭には完成したサンプルも置いています。

店内の編み物スペースは、当店で買った毛糸にも、持ち込みの編みかけの作品にも使える席です

下北沢へ出かける予定がある日は、途中で立ち寄れます。

場所と営業時間は、次のとおりです。

項目 内容
住所 〒155-0033 東京都世田谷区代田6-6-1 TOKYU REIT下北沢スクエア3階
アクセス 下北沢駅から徒歩5分(井の頭線 西口北側からは徒歩2分)
営業時間 11:00〜17:00
定休日 不定休
Instagram @knitshelf

定休日は月によって変わるため、最新の休みはInstagram(@knitshelf)で確認できます。

次に毛糸を買う日の行き先の1つに、Knit Shelfを加えてみてください。

まとめ

本記事で取り上げた4種類の店は、優劣ではなく向いている日で分かれます。

100円ショップの糸との違いを分けるのは、素材と加工です

実店舗と通販は、目的から選び分けられます。

はじめて専門店に入る日は、店の人に伝える中身と、座って編める場所の有無を見ておくと迷いません。

行き先が決まれば、あとは編みたいものに集中できますよ。